忍者に結婚は難しい 1話(2023/1/5放送)

 

 

内容

 

※視聴してから日にちが経っている上に、当時私が見ながら書き残したメモを元に

内容を書き起こしていっているので、多少の勘違い・間違いは出てくるかもしれません。

あくまでも「こんな感じの内容だったよ」を記録しておきたいだけなので…

どうかお手柔らかに。

 

〈1話の担当(敬称略)〉

脚本:松田裕子

演出:土方政人

 

「忍者夫婦ラブコメディー!離婚危機と秘密任務」

 

インタビュー形式から物語は始まった。

自分の家なのに窮屈な想いをしている事、ゴミ問題、トイレ問題…と、

夫婦にはお互い不満が溜まっていた。

それは…私が、俺が「普通じゃないから」2人には心当たりがあった。

蛍(菜々緒)は甲賀忍者の末裔、悟郎(鈴木伸之)は伊賀忍者の末裔だという事を隠しながら

夫婦生活を送っていたのだ。

 

何が普通じゃないかなんて、そんなの言えない。言える訳ない。忍ばないと。

だって私は…だって俺は…でタイトル。

 

ある朝、蛍はランニングに出かけていた。

悟郎も目覚めて、彼女がいないのを見計らって筋トレを始める。

蛍が帰宅すると…ついつい忍者の癖が出て走りが早くなってしまった彼女と同じように、

彼もどうやら筋トレに没頭してしまったみたいで、早速汗臭くなっていた。

寝汗だって事で無事に誤魔化せた。

 

蛍がリビングに入ると、部屋はたった数分で散らかっていた。

バナナの皮がそのままテーブルの上に。冷蔵庫は開けっぱなし。テレビもつけっぱなし。

で…朝食の時間になると、悟郎は食パンのクズをこぼしていた。

それを指摘すると、長年の癖はそう簡単に治せる訳がないと開き直る。

今度は、トイレは座ってしろ!という話題になると…的は外さないから大丈夫だよと宥める。

(口にマヨネーズがついてるのに気づかない時点で外してるのよw)

言い訳ばかりするので、蛍は悟郎の朝ご飯を没収した。

 

悟郎の"表の顔"は郵便局員だった。

伊賀忍者」の仲間である音無(勝地涼)は、一足先に出世したらしい。

そのお祝いで、忍者バーに行く事になった。

蛍には、今日はご飯は良いと一応連絡はしたのだが…

既にスープが出来上がっている時にメッセージが来たので、

もっと早く言ってよ!とイライラしていた。「ああ…結婚だる」

 

ちなみに蛍には、インフルエンサーの顔を持つ妹・雀(山本舞香)と、

競馬のジョッキーの顔を持つ姉・楓(ともさかりえ)がいた。

父・竜兵(古田新太)は中野のアパートで一人暮らしをしていた。

武器を入手するために、たまに父の住む家に訪れるらしい。

悟郎には、自分には家族がいない事にしていた。

 

忍者バーで、悟郎と音無は夫婦のあり方についてダベっていた。

離婚はご法度。家族から爪弾き?にされるぞ…と。

この生活がずっと続くと思うと心配だという悟郎に、

音無は、子供が出来れば夫婦関係も変われると提案した。

(逆に悪くなりそうだけど…。まともに手伝ってやらないし、多分余計な仕事を増やすだけ。)

「営め。励め。そして産んでもらえ。」

その助言を胸に、悟郎がこっそり帰宅し、寝ている蛍の元に忍び足で近づくも…

作戦は失敗してしまった。

 

郵便局では、忍者バーに勤めていた宇良(藤原大祐)が

インターンとして不定期で働いてもらう事になっていた。

しかし彼…いろんな意味で、中々厄介者だった。

メモ代わりに仕事の様子を動画で収めたり、仕事中なのに、TikTokにハートを送ったり。

おまけに勘の鋭い一面もあるので、特別召集の合図も、悟郎と音無による会話の内容も

既に聞かれてしまっていた。

 

一方、"表の顔"は薬剤師である蛍は、薬局で働いていた。

そこに「山田澪」と名乗る女性が入ってくる。(「知ってるワイフ」ネタ!)

「今日寒いですね」「雪だるま100個作れそうですね」

それを合言葉に…蛍はQRコードを渡される。

そのQRコードには、依頼内容が入っていた。

 

悟郎の方は、特別会議を行っていた。

どうやらそこにいる郵便局員は、全員伊賀忍者らしい。

赤巻議員をお守りしろ…との事。

実は、蛍にやってきた依頼も赤巻議員に関する内容で、

2人は知らずして、対立する事になってしまう…。

 

蛍が帰宅すると、玄関は靴が雑に置かれていた。

おやつは食べっぱなし、服は脱ぎっぱなしでゲームをする悟郎の姿を見かけた。

腹が減った悟郎は「蛍が作ってくれるなら、何でもいいよ」と言った。

(まっ、当時はその頼ってくれる言葉が嬉しくて、結婚した節があったのかも…なんて。)

でも、何でもいいと言う割に、レトルトカレーにはケチをつけた。

昼はカレーを食べていたから、違うものが良かったらしい。

そして、蛍の怒りの決め手となったのは…

蛍の読んでいた小説の上に、水滴のついた缶コーラを乗っけていた事だった。

注意はするのだが、怖い顔で言われるとやる気も萎えちゃう…と言われる。

悟郎はこうも言った。「結婚する時言ったよな?笑顔が絶えない家にしようって。」

「でも今は怒ってる顔しか見てない。」

怒ってる顔にさせている自覚のない彼に、

彼女は「悟郎さんの顔見るとイライラする!」と本音をぶつけて出て行ってしまった。

 

2人の出会いは、広い湖が特徴のキャンプ場だった。

結婚写真もそこで撮るほどには、2人にとって思い入れのある場所だった。

新築に引っ越し、ハグをし合う。

 

時間軸は再び現在に戻る。

帰宅した蛍に、ごめん!!!と謝る悟郎。

「蛍に甘え過ぎてた。俺、変わるよ。変わりたいんだ。」「前みたいに蛍が笑えるように。」

口だけだと蛍が指摘するも…

今度は(?)本気らしく、あの時食事した店から再スタートしたいから来て欲しい。

早起きするし話も聞くから、今日は絶対蛍をガッカリさせたりしない!

そう意思表明した所で、彼は急いで家を出た。

 

しかし…ドラマだと待ち合わせに遅刻するのはお約束みたいなもので、

その日はなんと、任務が重なっていたのだった。

蛍が用意したドローンだとも知らずに、悟郎は手裏剣で壊してしまう。

「誰かが侵入してきそう」との事で、伊賀忍者の一族は寝ずに警備に当たる羽目に。

蛍が1人店で待っている中、悟郎は結局抜け出す事は出来なかった…。

 

再スタートしたい…と言った店は、婚約指輪を渡した場所だった。

ちょっとだけ期待していた蛍は、

悟郎から来たメッセージに対して「やっぱりね」という顔でとうとう店を出てしまい…

おまけに、離婚届を出して家も出て行ってしまった。

 

ターゲットの赤巻(信太昌之)は…と言うと、

蛍の仕業により、泡を吹いて亡くなってしまっていた。

あいつは何者…?悟郎が不審に思う所で、初回はおしまい。

 

出演者

 

※全員は記載しません。敬称略

 

草刈蛍…菜々緒

草刈悟郎…鈴木伸之

 

月乃雀…山本舞香甲賀一族で、蛍の妹

月乃楓…ともさかりえ甲賀一族で、蛍の姉

月乃竜兵…古田新太甲賀一族で、蛍の父

 

音無祐樹…勝地涼|伊賀一族で、悟郎の幼馴染&親友

風富小夜…吉谷彩子|伊賀一族で、悟郎の幼馴染

 

宇良豹馬…藤原大祐

 

〈1話ゲスト〉

赤巻章介…信太昌之

山田澪…広瀬アリス

 

主題歌:aiko「あかときリロード」

 

 

つぶやき

 

感想はこちらに書きました。↓

 

「知ってるワイフ」のプロデューサーと演出家(土方さん)が関わられているとの事で…

悟郎のダメ夫っぷりは、その作品の主人公と重なる。

その作品も初回は「いかに旦那がダメダメか?」で印象の悪い所から始まったけれどもね…

本作は成長物語ではなくコメディなので、

いかんせん、コメディらしさが出し切れていないのが痛手だと思ってます。

 

「知ってるワイフ」のコラボについては、名前だけではピンとこなかったものの、

アリスさん着用の制服を見て思い出した。

あれ…これ「知ってるワイフ」で着てなかったっけ…?なんて。

そういう遊び心は好き。

 

悟郎に関しては、もう1つツッコミたい事が…

プリン買う余裕があったら、ついでにコンビニ弁当も買ってこいっ!!(笑)