警視庁アウトサイダー 1話(2023/1/5放送)

 

 

内容

 

※視聴してから日にちが経っている上に、当時私が見ながら書き残したメモを元に

内容を書き起こしていっているので、多少の勘違い・間違いは出てくるかもしれません。

あくまでも「こんな感じの内容だったよ」を記録しておきたいだけなので…

どうかお手柔らかに。

 

〈1話の担当(敬称略)〉

脚本:高橋泉

演出:木村ひさし

 

「家政婦は見過ぎた殺人!?」

 

架川(西島秀俊)と蓮見(濱田岳)による、

地下駐車場での謎の銃の向け合いシーンから始まった。

「お前は…」と架川が言いかけた所で、話は数日前に遡る。

 

商店街近く、ちょうどプロレスの試合をやっている所で、

刑事を押し倒して自転車で逃走する窃盗犯が現れた。

(開始5分で醸し出る「木村ひさし」さんっぽさ…^^;

蓮見は窃盗犯を追えと指示されて、この場所にやってきたそう。

追っていたらプロレス会場に着いてしまい、

そこに居合わせた架川が、なぜか窃盗犯とともにリングに乗り込み、技を決めて勝利した。

 

架川は警視庁・暴力団対策課から異動してきたのだという。

血が苦手で、見るたび気絶してしまうのが唯一の弱点だった。

一方で…まだ2人とは関わっていない新人・水木(上白石萌歌)は、刑事課に配属されていて、

事務仕事がしたいのに〜と文句を言っていた。

ちなみに、父は有働弘樹(片岡愛之助)である。

母・真由(石田ひかり)とは既に離婚している。

 

今回の事件は、家政婦殺害事件。

両親の証言によると、娘・亜由美(星南のぞみ)はその日は

大学の研究室に引きこもっていたのでアリバイはある。

息子・賢太郎(上原佑太)は…

数年間引きこもっていて、何をしているのか分からないのだそう。

 

事件を追う傍ら、蓮見は自身の家族にまつわる?事件を密かに追っていた。

復讐ドラマのごとく、自宅の和室の襖に写真をペタペタ貼っていた。

架川も、蓮見がただの刑事ではないと怪しんでいて、

彼の見えない所で情報を入手していた。

ある日ふと履歴書を見ると、数年前に「退職」と書かれてから

空白期間があるのが気になったとともに、

そこに貼られた写真を見ると、若い頃の蓮見と思わしき男性が写っていたので、

鑑識係係長・仁科(優香)の力を借りて、彼が本当に蓮見なのかどうか調査をしてみたのだが…

違う人だったので証拠にはならなかった。

 

一方、事件の方は…遺体(家政婦)の爪に塗ってあったマニキュアが

家にはない事がわかった。

というのも、家政婦には、誰も知らないもう1つの部屋があった。

部屋を物色していくと、名刺からホスト通いしていた事が判明し、

そのホストを尋ねてみると、彼女は顧客である奥さんを

「彼女は私の打ち出の小槌」とバカにしていた事も分かった。

奥さんは不倫していた。既に写真も撮られていて、弱みを握られていたのだそう。

奥さんは事件当日、不倫相手と一緒にいた。

 

そこで架川は、家族構成を「若頭」だの「姐さん」だの、極道に例えながら考える。

引きこもる場所を奪われかけた息子にも、十分に殺害動機があるんじゃないかと。

 

架川は家族の関係者を全員集めた。

すると…クリーニング屋の若い店員・水品(川津明日香)が手を挙げてこう証言する。

家政婦は毎回、実際の金額より高い請求をしてきた。

…いわゆる、水増し請求をしていたのだと。

実際の会話はこう。

「ここは言い値で払ってくれるの。だから増し増しにしなさいよ。」

「断ったら店を変えるからね」と脅されていた。

 

水品によると、ある日、帰宅時に両親で言い争う声が聞こえたのだともいう。

もう玄関を出てから少し距離があったので、聞いただけで、様子は分からなかったと。

 

架川はケンタウロス…いや、賢太郎の行方を探っていた。

賢太郎は、電話相手の付近で「俺の物語は、これで終わりです」と呟いていた。

 

部屋からは凶器が発見された。

賢太郎の指紋がベタベタに付いていたので、これで犯人は確定か…?と思いきや、

逆に彼の指紋しかない事が違和感へと繋がった。

 

架川たち(誰かはうろ覚えです…)は、どうやら親のどちらかが凶器を使っていたのを、

賢太郎が身代わりになるかのように、

指紋を拭き取ってわざと自分の手で握り直したんじゃないかと考えた。

で…それは結果的に事実だった。

 

事件当日。家政婦が奥さんの不倫の事で旦那を煽っていた。

動揺した旦那は一旦水を飲み、ちょうどその場にあった包丁を手にとって二度刺し!

旦那がぶつかった後には賢太郎がおり、賢太郎は「逃げろ!」と父に言った。

「俺の人生なんて、とっくに終わってる。でもあんたは違うだろ!

この家守んなきゃだろ!さっさと行け!!」

蓮見は、当時の旦那の証言の理由を改めて考え、

きっと、どうして賢太郎が私の身代わりになったんだと…

そう言いたかったんじゃないかと察した。

 

賢太郎も…家政婦から「あんたも大変ね。この家にいる限り、

10年前も、10年後も何も変わらないもんね。」

「引きこもりのあんたに言っても無駄か。無ー駄。バカじゃないの」と言われていた。

 

長年引きこもっているのは事実だったものの、

あそこから出たかったんじゃないかと、亜由美は言う。

2人でダクト越しに話していて、弟の気持ちを一番に理解出来るからこその発言だった。

ある日の会話。「外に行っても何もないだろ。ひどいニュースばっかで。」

「そうだね。でもみんな、それなりに楽しそうにやってるよ。」

「そうか。それなりに、楽しそうか…」

すぐに出頭しなかったのは、怖かったからだと思う…とも。

怖いって事は、きっとまだ…

そう言ってから、彼女は、窓からの目一杯の眩しい光に視線をやった。

 

そして…事件が解決してから、再び蓮見の秘密へと話は戻る。

「ちょっと調べさせてもらった」と架川。

行方不明者リストを、蓮見の目の前で提示した。

戸籍を買った奴がいる。その売られた戸籍が、蓮見光輔のものだったとしたら…

で、冒頭のシーンへと繋がって初回はおしまい。

 

出演者

 

※全員は記載しません。敬称略

 

架川英児…西島秀俊

蓮見光輔…濱田岳

水木直央…上白石萌歌

 

仁科素子…優香

小山内雄一…斎藤工|議員

有働弘樹…片岡愛之助|直央の父

水木真由…石田ひかり|直央の母

 

〈1話ゲスト〉

永峰弓江…室井滋

最上恵美子…加茂美穂子|賢太郎の母

最上亜由美…星南のぞみ|賢太郎の姉

最上憲彦…飯田基祐|賢太郎の父

最上賢太郎…上原佑

水品理奈…川津明日香|賢太郎の幼馴染で、クリーニング屋の娘

 

主題歌:山下達郎「LOVE'S ON FIRE」

 

つぶやき

 

感想はこちらに書きました。↓

 

ここまで書いて思ったんだけど…議員・小山内について書くのを忘れてたわ(笑)

だって、初回の内容と特に関係なかったんだもの。

怪しげな人物がもう1人いる…っていうのを見せてたくらいです。

 

西島さんは好きな役者さんなんだけれども、

キャラ作ってます!感ある喋り方は、どうも「IQ246」の織田◯二さんを思い出してしまう。

その作品もそう言えば、木村ひさしさんが監督だったなぁ…と。

公安でシリアスなイメージが強いからか、ガラが悪くて強面なイメージの"元極道"が

個人的にはしっくり来ないんだよね。

まぁ、そのうち慣れてくる事を信じて…

 

あと…視聴者の多くが思っている事だけど、主題歌が合わない(笑)

元々その曲自体は知っていたので、

発表された時も「ええ!?合うの?」なんて思っていたけど、やっぱり合わなかったね😅