リバーサルオーケストラ 1話(2023/1/11放送)

 

 

内容

 

※視聴してから日にちが経っている上に、当時私が見ながら書き残したメモを元に

内容を書き起こしていっているので、多少の勘違い・間違いは出てくるかもしれません。

あくまでも「こんな感じの内容だったよ」を記録しておきたいだけなので…

どうかお手柔らかに。

 

〈1話の担当(敬称略)〉

脚本:清水友佳子

演出:猪股隆一

 

「元天才ヴァイオリニストは、ポンコツオケの救世主!?」

 

朝陽(田中圭)はマエストロとして、ドイツで精力的に活動していた。

そんな中、母が病気で倒れたと聞き、急いで日本に帰国する事になった。

…というのは父の嘘で、西さいたま市の理想としている「音楽の街」に因んで

新設される予定となっているシンフォニーホール、

そこで演奏を披露するという「児玉交響楽団」の立て直しをお願いしようとしていたのだ。

父の目標は、ホールを満員にする事だった。

 

朝陽は断ろうとしたのだが、父は既に息子の4月までの予定を

キャンセルしてもらうようエージェントに働きかけていた。

ドイツの家も勝手に売り払ったらしい。(ひでぇ…)

仕事も家もなくなり、実質暇な状態になった朝陽は、

半ば強制的に「児玉交響楽団」のマエストロとして、4ヶ月間立て直しに奮起する事に。

 

一方、初音(門脇麦)は、西さいたま市役所の広報広聴課に勤めていた。

今ではごく普通の公務員だが、10年前までは大舞台で活躍していた

天才ヴァイオリニストだったのだ。

ヴァイオリニストは引退したが、家ではひっそりと演奏しており、

バイオリン教室に通う子供のサポートを影で行うなど、音楽には未だ携わっていた。

 

ある日の子供の演奏会。

男の子の演奏がヘナヘナな事に朝陽がキレまくる。

「こんなの下の下の下だ!!!!」

その後はもう聴く気もなかったのだが、初音がサポートする女の子の演奏で正気に戻る。

 

女の子の所属先を調べると、「たにおかヴァイオリン教室」と記載されていた。

その名前にピンとくる。谷岡初音の「たにおか」ではないのかと!

救世主がいるかもしれない。そう感じた朝陽は、初音を探し始める。

 

立て直しの対象となっている「児玉交響楽団」は…

かろうじてプロという事になっていて、給料も払われていたが、

やる気のない人たちの集まりだった。

練習中に恋人とLINEしたり、寝坊してきたり…

演奏が上手いと自負しているから余裕をこいているのか?と思われるかもしれないが、

そのまんま演奏はバラバラだった。

彼らを見た朝陽は「ここはサークルじゃないっ!」と怒鳴る。←正論

 

朝陽は初音を市役所で見かける。

彼女の眼鏡を取り…うちのオケに入ってくれないか?と誘う。

「はあ?」でオープニング。

 

初音は50のコンクールを総ナメするほどのやり手だったのを、朝陽は覚えていた。

しかし、10年前に姿を消したのはなぜか?と聞くも、理由を言わない。

コンマス(=コンサートマスター)になって欲しいと言うと、逃げそうだったので…

情報収集の得意な小野田(岡部たかし)を利用し、彼女を追い込む。

 

公務員は副業禁止な事。同居人の存在。

バイオリン教室は両親が運営しているのだと言うと、

その両親は数年前に地方に移住している事も見抜かれてしまう。

今度は、報酬は受け取ってないと言うと…

妹・奏奈(恒松祐里)がお金をお客さんから受け取ってる事が判明した。

 

副業については報告し、厳重注意扱いになった!と伝えても、

毎日毎日付きまとわれる。

「何度来ても私はステージに立つつもりありませんので」

「なんでですか?聴かせる人なく弾いてるのは、音楽の損失でしょう」

「あなたの教え子は心から楽しそうに弾きますよね。昔の谷岡さんそっくりですよ。

あれは音楽が好きでたまらない弾き方です。」

弾きもせず逃げてしまった過去を思い出す。

とりあえず、もう来ないで下さい!と言って去っていった。

 

ある日、朝陽は初音を父の元に連れていく。

「たった4ヶ月だし…ね?」母のこの悪気のなさそうな言葉で、

もう逃げられない状況になった。

 

今度は「児玉交響楽団」へと案内される。

初音にバイオリンを私、どっからでも入って…とお願いする。

 

あまりにもリズムがズレているので、演奏を聴いただけで帰ろうとすると…

1つの軽快な音に惹かれる。フルートの演奏だった。

要は、チームとしてまとまりがないだけで、1人1人のスキルはそれなりに高かったのだ。

初音の弾く音に合わせて、みんなが再び弾き始める。

すると…劇的に一体感が増した!(プロだからか、本気を出せば出来るって問題なのかしら…)

 

弾き終わった初音。

「楽しかったって顔してますよ」と朝陽に言われる。

「相当弾き込んでないとあの演奏は出来ない。あなたはまだ第一線で活躍出来る腕がある。」

「私はもう出たくないので…」

「妹が望んでてもですか?」

 

どうやら妹は、姉がバイオリンを再開する時のために、あのお金を貯めていたのだそう。

帰宅し、アイスを2人で食べ始める。

 

「常葉さんと何話したの?」

「あ〜…指揮者の人ね。聞いてるよ。誘われたんだって?」

「人前では弾かないって決めてるから」

「なんで?趣味でのんびりやる方が気が楽だから?嘘だよね?それ…本当は私のせいでしょ」

 

というのも10年前、開演20分前で、妹が心臓を患って倒れてしまっていたのだ。

母は負担をかけないようにと、こっそり連絡して慌てて病院へと向かっていた。

少しして事情を知った初音は、冷静でいられなくなってしまった。

指名されても演奏が出来ない。動揺が隠しきれない。…で、去ってしまった。

初音は公演につきっきりで気づいてやれなかった事に後悔を覚えていた。

これがヴァイオリニストを引退した真相。

 

お互い「私のせいで」と責任感を感じ、相手を想い合っているが故に、喧嘩をし始める2人。

「悲劇のヒロインやってる限り、こっちがキツイよ」

「バイオリンしか見えてなくて何も気づけなかった。

また誰かを傷つけるかもしれない…と思って」

「なんで誰も気にしてないのに1人で引きこもってるの!本当にイライラする!

好きならオケでもやれば良い!!」

その言葉にスイッチを押されたのか、「やるよ!!!」と衝動的に返す。

「だから楽しかった!もしかしたら今までで一番楽しかったかもしれない」

「私も…お姉ちゃんのバイオリン、大好きだよ」

仲直りした2人は素直になり、初音は、妹に譲ろうとしていて実は本当に食べたかった

チョコのアイスを選択し、再び食べ始める。…溶けてたけど(笑)

ハグをする。「ありがとう」

その時、トロフィーを抱えた妹にハグをする当時の家族写真が映った。

 

初音は伊達眼鏡をかけるのを辞め、オケに入る決意をする。

「本当に私で大丈夫なんでしょうか?オケの経験もないのにいきなりコンマスだなんて」

「僕があなたに求めるのは1つ。楽しんで下さい!」

朝陽は笑顔で「よろしく!」と言い、握手をする。

 

本宮(津田健次郎)と高階(原日出子)が会話をし…

たにおかヴァイオリン教室に三島(永山絢斗)が来る…

少しだけ不穏な様子を見せた所で、初回はおしまい。

 

出演者

 

※全員は記載しません。敬称略

 

岡初音…門脇麦|元天才ヴァイオリニスト

常葉朝陽…田中圭|変人マエストロ

 

〈児玉交響楽団〉※wikipediaより引用

佐々木玲緒…瀧内公美|恋多きチェロ首席

庄司蒼…坂東龍汰|遅刻魔のフルート首席

桃井みどり…濱田マリ|受験生を抱える母でもあるヴィオラ

穂刈良明…平田満|オケ最年長のオーボエ首席

土井琢郎…前野朋哉|セカンドヴァイオリン首席であり、クラシックオタク

小野田隼…岡部たかし|玉響の事務局長

 

三島彰一郎…永山絢斗|日本屈指の人気ヴァイオリニストであり、初音の幼馴染

谷岡奏奈…恒松祐里|初音の妹

本宮雄一…津田健次郎|市議会議員

高階藍子…原日出子スーパーゼネコン「高階組」の会長兼、大手「高階交響楽団」のオーナー

常葉修介…生瀬勝久|朝陽の父

常葉康子…石野真子|朝陽の母

 

〈1話ゲスト〉

太田…福田薫U字工事)|「児玉交響楽団」の元コンマス

 

つぶやき

 

感想はこちらに書きました↓

 

田中圭さんの千秋先輩っぽさ(笑)

まぁでも…後半キャラ変したのが気になったけどもね。